4月23日・24日千葉県高等学校卓球大会の「シングルス」「ダブルス」の予選会が行われた。前回の団体戦の敗戦から1週間が経ち選手たちはこの日に向けて熱のこもった練習を重ねてきた。また3年生にとっては、今回の予選会の敗戦は「引退」を意味する重要な大会でもあった。
主将の久保(3E)は「僕は必ず県大会に出場します。そして一人でも多く県大会に出場してほしいです。」と自信をのぞかせる一方、主将らしく仲間にエールを送った。中学時代関東大会に出場経験のある山口(3E)は「絶対に県大会に出場したいです。」高校から卓球を始めた嵜本(3B )は「最後の大会で公式戦初勝利をもぎとりたいです。」松田(3D)は「目の前の勝負に集中します。」井上(3B)は「頑張ります。」と言葉は少なめだが闘志をみなぎらせていた。そして数日前に足を負傷していた浅井(3D)は「感覚は戻ってきました。あとは頑張るだけ。」と3年生はそれぞれの想いを胸に大会に挑んだ。
結果は久保がシングルスの部門で見事県大会出場への切符を勝ち取った。山口・嵜本・松田・井上・浅井らは健闘するも惜敗。県大会出場にはあと一歩及ばなかった‥。今大会の敗戦で引退が決まった3年生は口を揃えてこう話した。「僕たちは久保君が引退をするまで引退ではありません。だから明日から久保君が県大会で良い結果を残せるように少しでもサポートしていきます。僕たちは久保君と最後まで頑張ります。」
県大会は5月9日(日)東金アリーナで開催される。(北原)
(3年部長久保くんより一言)目標たっだ団体戦での県大会出場は達成できませんでしたが、皆全力で戦うことができたので楽しい大会でした。総体まで楽しんで卓球をしたいと思います。