「以上で表彰式を終了いたします!!」エコーがかかった司会者の甲高い声が会場に響いた。ジャストリブートの名前は呼ばれなかった。
昨年は「尚美賞」を受賞した。決して慢心して挑んだわけではなかった。
表彰式に呼ばれたバンドが喜びに沸き、涙を流し思い思いの感情を爆発させていた。
客席から黙ってそれを眺めていた。
ジャストリブート 第8回ガールズバンドステージコンテスト高校生本選全国決勝大会 無冠に終わる。
「以上で表彰式を終了いたします!!」エコーがかかった司会者の甲高い声が会場に響いた。ジャストリブートの名前は呼ばれなかった。
昨年は「尚美賞」を受賞した。決して慢心して挑んだわけではなかった。
表彰式に呼ばれたバンドが喜びに沸き、涙を流し思い思いの感情を爆発させていた。
客席から黙ってそれを眺めていた。
ジャストリブート 第8回ガールズバンドステージコンテスト高校生本選全国決勝大会 無冠に終わる。
令和6年度千葉県高等学校総合文化祭 第11回全国高等学校軽音楽コンテスト千葉県大会 準決勝ライブが行われた。
準決勝ライブは東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校のスタジオの一室で行われた。
ジャストリブートは1次予選の動画審査に通過。準決勝は審査員4名を目の前にしてライブをする”ライブ審査”である。
しかし!これまでたくさんの場数を踏んできたジャストリブート!目の前に審査員がいようが全く関係なし!むしろスタジオはジャストリブートの世界観に彩られていた。
準決勝ライブの結果は見事通過!!これで夏の大会、2年連続の出場を果たした!!
151バンドが参加した今大会。決勝に選ばれた24バンドしか立つことが許されない舞台は”ロックの聖地、八千代市市民会館”
ジャストリブート最後の夏。高校ロック生活の集大成を鳴らすんだ!
ジャストリブート
ギター・ボーカル 大塚祐里(大網中卒)
ドラム・コーラス 大塚実里(大網中卒)
キーボード・コーラス 秋葉美南(泉谷中卒)
https://youtu.be/A63PNus_GRU?si=w473joYw9iht_8I2
軽音楽サークルは県立川崎高校主催の「⚡電気革命⚡」に出演した!
Aspire(アスパイア)
ベース・ボーカル 古川陽菜
リードギター 坂井こころ
リズムギター 林緩奈
(サポートドラマー 佐藤知恩)
1年生ガールズスリーピースバンドAspireがデビューを果たした。演奏曲はシンガーズハイの「ノールス」をコピー。ベース・ボーカルの古川陽菜が衝撃の歌声を披露し、オーディエンスを沸かせた。
モンキーライフ
ギター 稗田慎
ベース 石川拓真
ドラム 佐藤知恩
モンキーライフはオリジナル曲「ナメクジとディレイ」「マシンガンガール」を披露。歌のないインストゥルメンタルで勝負した。レベルの高い演奏技術と圧巻のパフォーマンスで観客を沸かせた一方、彼らのロックを理解できない観客はその場に立ち尽くしていた。モンキーライフは22日全国軽音楽コンテスト千葉県大会準決勝大会に出演する。
スノードロップ
ボーカル・ギター 古賀夕唯
ベース 廣瀬日和
ドラム 立松和音
練習は2週間に1回やるかやらないけど、練習に来れば女子会が始まるけど、上手くなりたいというよりは、可愛い衣装を着て、楽しく演奏したい!この緩さが茂原北陵高校軽音楽サークルだ!このスローペースで3年間軽音楽サークルに所属した彼女たち。卒業するまで少しでも多く軽音楽サークルの想い出を作ってほしいです!
ジャストリブート
ギター・ボーカル 大塚祐里
ドラム・コーラス 大塚実里
キーボード・コーラス 秋葉美南
茂原北陵高等学校軽音楽サークルを代表するスリーピースガールズバンド、ジャストリブートが満を持して茂原北陵高校のトリに出演。演奏技術、ライブパフォーマンスで観客を熱狂させた。
決戦の舞台は吉祥寺! 夏休み初日ジョージロックU-16の大会が開催された。本校からは1年生バンドのMETAMONDSが出演。勝ち抜けば本選出場枠のチケットが獲得できるこの夏一番アツいライブだ!
出演したMETAMONDSはなんと!この日がデビューライブ!
結果は見事最優秀賞に輝き、本選出場枠のチケットを見事勝ち取った!
演奏曲は映画『スラムダンク』のエンディング主題歌にもなった10-FEETの「第ゼロ感」とモンゴル800の名曲「小さな恋のうた」を披露した。
バンドを結成して3カ月。茂原北陵高校軽音楽サークルに彗星の如く現れた新人バンドMETAMONDSの高校ロック生活はまだ始まったばかり。
METAMONDS
キーボード・ボーカル 伊藤空楽(おゆみ野南中卒)
ドラム・ボーカル 大塚一哉(大網中卒)
ベース 金坂ひなた(早野中卒)
ギター 鈴木悟羽(大椎中卒)
会心の打球音が轟いた。期待を乗せて。ボールの行方は相手のグラブの中に収まった。「ゲームセット!」アンパイアの声と試合終了を知らせるサイレンの音が重なった。
1カ月が過ぎた。坊主頭が少し伸びてきた。ずっと持っていたバットをギターに持ち替えた。仲間とバンドを始めた。高校生活最後の夏休み、俺たちは人生で初めてライブをする。
小さな小さなライブハウス。緊張して前を見る余裕もなくて、でもバンド仲間と目が合って安心した。仲間と音を重ねていく。
蝉の声が重なって思わず耳をふさいだ。19年前と聴こえ方が少し違う気がするのは大人になったからか。今日は吉祥寺でデビューライブをする生徒の引率だ。彼らのデビューライブの成功を祈りながら首都高を走っている。ふとFMラジオのチャンネルを回すと、流れてきたのは高校時代に何度もカバーしたあの曲だ。
19年前、あの夏も暑かった。
蒸し暑い夏の日。ジャストリブート最後の夏。はじまりは雨だった。
予選で選ばれた精鋭バンド8組が「TEENS ROCK FES 柏」のステージに立った。勝ち抜けば全国大会。舞台は茨城県ひたちなか市。ジャストリブートは最新曲「明日は鬱な月曜日」を披露した。
”ゆ~りんち~”のボーカルソロから始まり観客はジャストリブートの世界に引き込まれた直後、印象的なギターリフとともに3人の楽器が炸裂。Aメロはキーボードとドラムに支えられボーカルの声が乗る。ギターが加わりBメロに突入。サビへと向かっていく。耳に残るマイナー調のサビはこれから始まる憂鬱な月曜日に対して。サビが終わり間奏へ。ここまでは典型的なポップソングの序列に則った形式だ。2番のAメロがはじまる。ここで一味違った手法を用いてくるのが、今年のジャストリブート。”ゆ~りんち~”がシャウトするとボーカルはキーボードの”ミナミン・アルレルト”とドラムの”みのパム”にチェンジ。その後曲は3拍子の間奏へ突入。変幻自在にアレンジされた楽曲にジャストリブートの進化が見られた。静寂の中キーボードの音が聴こえ、歌詞に合わせるようにスネアドラムの音がクレシェンドし、曲はクライマックスのサビへ。サビの後のラストはギターソロ。ギターソロをラストに持ってくる手法はジャストリブートのお家芸である。そして曲は憂鬱を切り裂くように終わった。
TEENS ROCK FESの全国大会への出場は叶わなかったもの、ジャストリブートは最後の夏に向けて良好な滑り出しを見せた。茂原北陵高校軽音楽サークルで最も熱いバンドが、最後の夏に向けボリュームのチャンネルを最大限に回し始めた。
教室の端に配置された私の席。机に突っ伏しながら見た満開の桜がよどんで見える。眠くて退屈な日だった。
「ねぇ、ねぇ」私じゃないと思いその声を無視した。「ねぇ!ねぇ!」語気が強まっている。鬱陶しそうに顔を上げた。「ねぇ、私たち3人でバンド組まない。」。眠そうな顔と驚いた顔がブレンドされていたのだろう。相手は笑っている。でも鼓動が高まっている。根拠はないけど何かが起きる予感がした。
バンド名は”ジャストリブート”と名付けた。さっき見た満開の桜が鮮やかなピンク色に見えたのは、きっと気のせいじゃない。
2022年春。すべては教室の片隅から始まった。
7月3日、新体育館を安全に使用するため、グランドに面したフロアーで 安全祈願を執り行った。
新体育館で生徒が伸び伸びと活動できることを祈念 し、校長永野卓が玉串を奉奠した。 新体育館の生徒へのお披露目は二日後の7月5日。真新しい施設に、生徒 の歓声が響き渡るのも間近である。
6月28日、タイから20名ほどの視察団が来校した。
タイの国会議員で、校内を視察、授業を見たあとは、図書室で質疑応答の時間をとった。
日本の教育についての関心が熱く、放課後の学習システム、いじめの問題、保健衛生面、 メンタルケアなどについて活発な話となった。