茂原北陵高等学校

🎸軽音楽サークル🎸1年生バンド METAMONDS(メタモンズ) ジョージロックU-16に出演! デビューライブにして最優秀賞を獲得!! スピンオフ作品「19年前のデビューライブ」 

決戦の舞台は吉祥寺! 夏休み初日ジョージロックU-16の大会が開催された。本校からは1年生バンドのMETAMONDSが出演。勝ち抜けば本選出場枠のチケットが獲得できるこの夏一番アツいライブだ!

出演したMETAMONDSはなんと!この日がデビューライブ!

結果は見事最優秀賞に輝き、本選出場枠のチケットを見事勝ち取った!

演奏曲は映画『スラムダンク』のエンディング主題歌にもなった10-FEETの「第ゼロ感」モンゴル800の名曲「小さな恋のうた」を披露した。

バンドを結成して3カ月。茂原北陵高校軽音楽サークルに彗星の如く現れた新人バンドMETAMONDSの高校ロック生活はまだ始まったばかり。

 

METAMONDS

キーボード・ボーカル 伊藤空楽(おゆみ野南中卒)

ドラム・ボーカル 大塚一哉(大網中卒)

ベース 金坂ひなた(早野中卒)

ギター 鈴木悟羽(大椎中卒)

スピンオフ作品「19年前のデビューライブ」

会心の打球音が轟いた。期待を乗せて。ボールの行方は相手のグラブの中に収まった。「ゲームセット!」アンパイアの声と試合終了を知らせるサイレンの音が重なった。

1カ月が過ぎた。坊主頭が少し伸びてきた。ずっと持っていたバットをギターに持ち替えた。仲間とバンドを始めた。高校生活最後の夏休み、俺たちは人生で初めてライブをする。

小さな小さなライブハウス。緊張して前を見る余裕もなくて、でもバンド仲間と目が合って安心した。仲間と音を重ねていく。

蝉の声が重なって思わず耳をふさいだ。19年前と聴こえ方が少し違う気がするのは大人になったからか。今日は吉祥寺でデビューライブをする生徒の引率だ。彼らのデビューライブの成功を祈りながら首都高を走っている。ふとFMラジオのチャンネルを回すと、流れてきたのは高校時代に何度もカバーしたあの曲だ。

19年前、あの夏も暑かった