茂原北陵高等学校

卓球部 夏 過熱

 関東地方では梅雨明けが宣言され、いよいよ本格的な「夏」が始まろうとしている。茂原北陵高校卓球部の活動も夏の加速と同時に熱を帯びてきた。

 週末の土曜日、早野中学校卓球部と合同練習を行った。合同練習では渡邊監督指導の下、日頃から北陵高校卓球部が取り組んでいる練習メニューを早野中学校の選手たちと一緒に行った。中学生は普段とは違う練習メニューに最初は戸惑った様子を見せながらも、渡邊監督の丁寧な指導を受けると次第に充実した表情を浮かべていた。練習の最後では試合を行い、高校生が中学生を圧倒した。

指導を行う渡邊監督
合同練習の様子

 翌日、長生高校と茂原樟陽高校と練習試合を行った。格上との試合は勝敗以上の経験をもたらしてくれた。その中でも高校から卓球を始め、新チーム以降確実に実力を伸ばしてきた大野夢斗(2年D組 茂原南中出身)は「相手はとても強かったけど、今までよりもよくボールの動きが見えました。」と成長の手ごたえを感じていた。練習試合後のミーティングで渡邊監督は「今日の練習試合は本当に有意義な時間になったと思う。各々の課題も見つかったし、何よりみんなの成長が見られた。私たちがやってきていることは絶対に間違いない。」と選手の成長にこれからの茂原北陵高校卓球部の未来予想図を思い描いていた様子だった。

茂原北陵高校卓球部の熱い夏が始まった。(北原)

練習試合の様子
必死にボールにくらいつく!
渡邊監督のミーティングを聴く卓球部員